差がつく男の小物!イタリアのHERMESと呼ばれるブランドが存在する!
A level宮崎店舗 店長の吉田です。
突然ですが、男性の皆さんに質問です。
ファッション雑誌って何を良く見られますか?
年代によって様々だとは思いますが、私(現在38歳)は、
LEONやSafariなどの『ちょい悪オヤジ』というキーワードで始まった
俗にいうセレブ雑誌を良く見ています。
洋服と言うよりもバックや小物や靴などに目がいきます。
そんなLEONに毎回、取り上げられているブランドが
イタリアのHERMESとも称されるValextra(ヴァレクストラ)なのです。
Valextra(ヴァレクストラ)とは如何なるブランドか?
ヴァレクストラを一言で表すなら『控えめなエレガント』と
いう言葉がピッタリではないでしょうか?
その理由は、洗礼された無駄のないデティールと完璧なスタイル、
そして職人によって選ばれた極上の品質のレザーにあります。
そんなシンプルなヴァレクストラの商品には、
とても美しく豊富なカラーバリエーションで展開されています。
そして、モノグラムのようなロゴマークなどがありません。
何故ブランドロゴを表に出さないのか!
それは恐らく、ヴァレクストラ独自の職人によって
作り上げらたデティールこそがブランドのロゴとして
表現しているのではないかと私は思います。
ユニークなヴァレクストラのキーケース
社会人になって車を所有したり、
一人暮らしで部屋を借りたりすると鍵を持ち歩きますよね。
そうすると、誰もが欲しくなるアイテムが『キーケース』ではないでしょうか?
私も社会人になって、初めてキーケースを購入した時に
あ~ちょっと大人になった気分になりました。
そんなキーケースですが、中に4~6本の鍵を引っ掛けておく
留め金がありますよね。
多くのキーケースの留め具は、写真のような形状をしてるのではないでしょうか!?
しかし、ヴァレクストラの場合は違います。
初めてヴァレクストラのキーケースを見たときは
ちょっとビックリしました。『なんだ!これは!』って感じです。
留め金が付いているはずの金属のプレートには何もなく
Uの字の金具がビニールの入っている状態です。
まさか!まさか!自分で取り付けるって事??
とキーケースのベロの後ろに何やら説明書みたいな冊子を発見!
なるほど納得!こんな感じで取り付けるんですね。
※ムービーで取り付け方を説明してみました。
Valextara ヴァレクストラ キーケースの人気の秘密とは? - YouTube
いい感じじゃないですか!!
これであれば、鍵が留め具から外れる事は殆どありませんね。
実はヴァレクストラはこの形状でキーケースを
1950年からずっと今日まで作り続けているのです。
キーケースのこんな部分にも注目して欲しい
留め金のユニークな形状に加えて、こんな部分を見て欲しい。
それは、丸いボタンの部分です。
色々なブランドのキーケースを見ていると意外にもヴァレクストラのように
スナップボタンの外側に、このようなボタンが付いているのは余り見かけません。
付いていても金属のパーツが付いてるものがあります。
しかし、ヴァレクストラの場合、写真のように金属をレザーで
覆い被せています。
何故、この部分に注目してほしいかと言うと、
このボタンを作るだけでも熟練の職人さんの技術が伺えます。
女の子がいるお母さんで『くるみボタン』を作った事がある方は分かるはずです。
恐らく、くるみボタンを作る作業工程に似ているはずです。
ヴァレクストラの商品は手作業で職人さんが作るので、
機械を使わずに糸のみでこの作業をしているはずです。
ビジネスで失敗しないカードケース(名刺入れ)
ビジネスマンを含め、名刺を持ち歩いている方はどんなものをお使いでしょうか?
そしてこんな失敗はありませんか?
例えば、ルイヴィトンのようにモノグラム柄で、
如何にもブランド品の名刺入れを使っていると、
自分より目上の方と名刺交換をする時に、
『若造(新人)のくせに、ブランド品の名刺入れなんか使いやがって!』
なんて思われるのが嫌で名刺入れを出しづらくなった経験はないですか?
ヴァレクストラのカードケース(名刺入れ)であれば、
外側にブランドを主張するロゴもなく、内側に刻印があるものの
ほとんど目立たない状態です。
もしかすると、ヴァレクストラのカードケース(名刺入れ)で
目上の人と名刺交換をするのであれば、気を使わずに出せますね。
もしかすると『おっ!なんか凄く良い革の名刺入れ使ってるね♪』
と会話に花が咲くかも知れませんよ!
こだわり抜いたヴァレクストラの素材
ヴァレクストラに限らず、職人さんは良い物を作り上げる為に
使用する素材を厳しい目でチェックします。
ヴァレクストラでは、ほとんどの商品が牛革のレザーを使用しています。
これまでA levelには、数回ヴァレクストラの商品が入荷しているのですが、
一番始めと、2度目の輸入で分かったのが、同じ牛革でも2パターン、
いや3パターンが存在するのが分かりました。
現在、取り扱っているのがこちらの2パターンの牛革です。
同じレッドのカラーですが、型押しの状態が違うのが確認できると思います。
実は左の牛革は2年以上たった成牛に革に薄っすら型押しがされています。
そして右は生後6か月に満たない子牛の革に型押しがされています。
勿論、それぞれ手触りの感触も変わってきます。
成牛は固くハリがあり、子牛のものは非常に柔らかな素材です。
製品に打たれた文字の秘密
ブランドの商品には、どの製品にもブランドロゴや目につかない
隠れた場所に文字などが打たれている事があります。
もちろんヴァレクストラにも存在しています。
カードストットの中や内側の表面など
『Valextra』『Made in Itary』の刻印があります。
そして、コチラをご覧になって下さい。
アルファベット 数字アルファベットの順で打たれた刻印があります。
この暗号のようなモノが示すものは、
製造年月と、この商品を作った職人さんが誰なのか分かるものなのです。
男の小物!女の小物! ビジネスにはヴァレクストラのカードケースがオススメ♪ - YouTube
そして、最後にスナップボタンの受け口に打たれた文字です。
ブランド品に使われているスナップボタンの受け口には、
GUCCIであればGUCCIの刻印
CartierであればCartierの刻印、はたまた何も打たれていない物などが多いのだが、
Valextraの場合は違っていました。打たれた文字はECHT PRYMのの文字でした。
ECHTの文字の意味はドイツ語で本物という意味で、
PRYMはドイツにあるボタンの製造会社の名前なんです。
実はGUCCIなども現在はGUCCIの刻印が入っているのですが、
オールドGUCCIなどの物に関してはPRYM社のものを使っていたようなんです。
他にはない、こんなブランドのロゴ表示
先程、ロゴや刻印などについてお話したのですが、
Valextraはこんな工夫でブランドロゴを表現しています。
カードスロットの写真をご覧ください。
ストレートにカットしているのではなく、Valextraの名前の頭文字でも
あるVの字にカットされたVシェイプでロゴを表現しています。
なんてお洒落な事をするのだろうと思いました。
まとめ
今回はValextra(ヴァレクストラ)の魅力に迫ってみました。
Simple is bestという言葉があるが、シンプルな物がこんなに
良い物なんだなと私は感じました。
シンプルが持つ力強さと、コンテンツを伝える時の簡潔さと明快さを
改めてValextraより感じとれました。